「うつ病で休職」は恐くない!

松田鬱男の休職・社会復帰ブログです。

松田の病状 1.潜伏期

 松田の病状を時系列に沿って記載します。メンタルヘルスは個人差も大きいとは思いますが、共感できる部分があると「自分だけじゃなかった」と安心しますよね。一方で、症状に自分を当て込みラベリングすることで、「自分は病気だから社会不適合でも仕方ない」と免罪符を手にしてしまうことに自己否定感も出てきますが……。そこまで深く考えず、うつ病患者の一症例としてお読みください。 

※2020/03/07改稿

1.潜伏期

 就職した後、かなり早い段階で営業職に向いていないな、単刀直入にいえば無能だな、と自覚しました。営業としての実績も、人事評価も同期と比べて非常に悪いものでした。客先でも社内でも疎まれ、しかし転職する勇気もきっかけもなく、辛いまま数年間会社と日々の仕事にすがりつくしかありませんでした。当時は自分がメンタルヘルスだとは思いたくなく、冒頭にも書いたように逃避の言い訳にはしたくなかったため医師にはかかっていませんでしたが、いまにして思えば抑うつの傾向がありました。

●アルコール 

 お酒にそんなに強くないにも関わらず、毎日ウォッカをロックで飲んでいました。バーに週に4、5回通って閉店まで飲み続けたり、自宅で一人で飲むときは3、4杯(適当なコップで飲んでいましたが、1杯100mlくらい)飲み、毎日二日酔いで上司に怒られることもありました。酔うのは楽しいのですが、抑うつ感から解放されたい面も確かにあり、依存症の一歩手前だったかもしれません。

●基本的生活動作 

 嫌な気持で仕事をする、嫌な気持で自宅で過ごす、もしくは酔っぱらっている、という状況で、何事にも意欲が減退しており、最低限すべきことができないこともありました。具体的な弊害としては「入浴が億劫」「公共料金の支払いが滞る」などです。営業マンなのにシャワーも浴びないとか、電気・ガス・水道・ネットすべて止められたことがあるとか、社会人失格でした。

●自暴自棄 

 当時は夕方まで客先回りをした後、事務所に戻ってから見積作成だなんだとまあまあ忙しく、退社時間は21~23時でした。できるだけ早く帰宅したいし、遅い時間には使えなくなる業務システムもあるため、帰社のために営業車をカッ飛ばしていました。毎日使う高速道路ですのでオービスの位置もカーブの形も把握しており、できる限りスピードを出していました。雪国でしたので冬は積雪 or 凍結しているのですが、それにも慣れてお構いなしでした。いちばんきついカーブは積雪時には120km/hがおそらく限界で、いつも「130出したら絶対スピンして事故るよなあ」と思っていたものです。希死念慮こそなかったものの、営業車で大きな事故を起こせば営業職から外してもらえるかもしれない、もしくは入院したり最悪死んでしまってもいまより楽になるかもしれない、という心境でした。「死にたい」とは思わないものの、「死にたくないとは思わない」という感じでしょうか。幸い大きな事故を起こすことはなく、人様にご迷惑をかけることがなくて本当によかったです。危険運転を反省しています。

●摂食障害 

 過食嘔吐をほぼ毎日していました。BMIでやせすぎ判定でしたが、胃下垂ということもあり結構なボリュームを食べ、加えて上記の通りお酒も飲むため、食べて吐いて……の繰り返しでした。

いまにして思うこと 

 小さな営業所で誰にも相談できず、病気の傾向に自分ですら気付けませんでした。生活の糧のために頑張っていたのは確かですが、早めに医師にかかるべきだったと思います。当時の状況でどのような診断になったかはわかりませんが、「休職は恐くない!」ことを当時の自分にこそ伝えたいです。また、今後復職した暁には、同僚の小さなSOSを察してあげられるようになりたいものです(そのためにメンタルヘルスマネジメント検定を受検しました)。

 

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