「うつ病で休職」は恐くない!

松田鬱男の休職・社会復帰ブログです。

松田の病状 4.病初期(2週間~4週間)

 松田の病状を時系列に沿って記載します。メンタルヘルスは個人差も大きいとは思いますが、共感できる部分があると「自分だけじゃなかった」と安心しますよね。一方で、症状に自分を当て込みラベリングすることで、「自分は病気だから社会不適合でも仕方ない」と免罪符を手にしてしまうことに自己否定感も出てきますが……。そこまで深く考えず、うつ病患者の一症例としてお読みください。 

※2020/03/22改稿

4.病初期(2週間~4週間)

 地獄のような2週間を過ごしながらも、通院と服薬はきちんと続け、薬の種類と量を何度か変更しました。しっかり休み、抑うつ感は少しだけマシになり、冷静さも取り戻してきた時期です。

【症状】

●抑うつ感・意欲減退

 少し和らぎましたが、まだなるべく布団から出たくありませんでした。しかし、気を紛らわせることを何かしたいな、と思い始めました。

●思考能力・記憶力の低下

 思考能力低下→ 何もしない → 思考能力さらに低下 → …… と、頭がまわらなくなりました。食事何がいい?と聞かれても考えられず、お風呂入る?と聞かれても入った方がいいのかわからない。また、短期記憶が極端に悪くなり、ついさっきやっていたことが思い出せない、ということがしばしばありました。薬飲んだっけ?と何回つぶやいたか数え切れません。そんな状況でしたので、同時に複数のことを行うのは諦めていました。

●頭痛・動悸・音への異常なストレス

 相変わらずでした。頭のこめかみの高さのぐるり一周どこかが、常にじわじわと痛んでいます。「タスキで絞めるような痛み」です。動悸も常にありました。テレビもうるさくて耐えられないので、ヒマつぶしに観ることはできませんでした。

【過ごし方】

●ゲーム

 気を紛らわせるため、布団でできるゲームに没頭しました。初めてやるゲームはシステムやストーリーを理解するのが無理そうだと思い、ニンテンドーDSでドラクエVをやりました。花嫁3人分クリアし、その後もとにかく作業を繰り返すことに没頭し、はぐれメタルのステータスをカンストさせたりしました。

●メンタルヘルスについて学ぶ

 治療のために何をすればいいのか、うつ病で休職した人は社会的にどう扱われるのかを主にネットで学びました。「うつ病」「休職」「治療」「復職」などのキーワードで検索し、するべきこと、安心できる材料を探して様々なクリニックのWEBサイトやブログを読み漁りました。

 そしていま、このブログを始めたのは、当時の自分が

「うつ病で休職」は恐くない!

という情報源を欲していたからなのです。同じように苦しんでいる方がこのブログをお読みになり納得してくれればもちろん、気休めにでもなれば甚だ幸せです。

●今後と将来について考える

 ある程度症状が落ち着き、冷静さを取り戻したので、妻と話し合いました。治療・復職に向けてどのような生活をしていくか、という足元のことから、もし復職できなかった場合の身の振り方、最悪のパターンで私が死んだ場合の生命保険など将来についても整理しました。また、当面は両方の実家には休職を伏せておくことにしました。火急の援助は不要で、心配をかけたくないということで合意しました。

●禁酒・禁煙

 アルコールと煙草の付き合い方はメンタルヘルスにまつわるデリケートかつ重要な事項ですが、とりあえずこのときは主治医からアルコールを控えるよう言われました。薬の効用を正しくみるためです。内臓がアルコールの分解を優先するため、薬が効かなかったり、副作用が大きくなったりする可能性がありますので、きちんと従いました。また、煙草は2週間ひきこもっているうちにニコチンの依存性が抜けてしまい、意図せずやめることになりました。

 

●いまにして思うこと

 病初期は薬の固定に充てるべき時間ですので、ここでじっくりと休んだのは正解だったと思います。と言っても、ゲーム以外したくなかったのでただゴロゴロしていただけなのですが、それで良かったのです。松田は主治医を代えていますが、当時の主治医は「のんびりしてください」、いまの主治医は「食っちゃ寝してください」という表現でアドバイスくださいました。

うつ病の治療は、休養と服薬が基本です!

 ちなみに、多くの方が思考能力・短期記憶能力が低下するようですので、薬飲んだっけ?と困らないよう、1回分ずつ小分けにするなどチェックできるようにしておいた方がいいです。気を付けているつもりでも、余ったり足りなかったりというのはよくあります。

 将来については、ネガティブ思考のスパイラルに陥ることもあったのでまだ考えない方が良かったかもしれません。思考能力が低下していますし結局は仮定の話なので、あまり建設的ではなく、悲観的になる分デメリットも大きかったです。

 また、当時は一人で通院していました。まだ子どもが小さく、クリニックに連れて行くのは迷惑になりそうというのが主な理由でしたが、それでもどうにかして妻と一緒に受診したほうが良かったかな、と思います。一人では主治医に伝えるべきことを伝え損ねたり、指示を忘れたり曲解する可能性があるからです。いまは2人目の子どもが当時の上の子くらいの年齢ですが、妻と連れ立って通院しています。子どもがベビーカーで寝ているときはクリニックのスタッフさんにみてもらい、起きているときは妻に抱いてもらって一緒に受診しています。ご結婚されている方は配偶者と、実家で休養されている方はご家族と、一人暮らしの方でも恋人などと同行してもらえるよう頼ってもいいのではないでしょうか。大なり小なり負担をかけてしまうのは仕方がないですし、それであれば同行してもらった方が正しい治療を行え、負担を小さくできると思います。

 

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