「うつ病で休職」は恐くない!

松田鬱男の休職・社会復帰ブログです。

松田の病状 8.2度目の休職・復職

 松田の病状を時系列に沿って記載します。メンタルヘルスは個人差も大きいとは思いますが、共感できる部分があると「自分だけじゃなかった」と安心しますよね。一方で、症状に自分を当て込みラベリングすることで、「自分は病気だから社会不適合でも仕方ない」と免罪符を手にしてしまうことに自己否定感も出てきますが……。そこまで深く考えず、うつ病患者の一症例としてお読みください。 

※2020/04/05改稿

松田の病状 8.2度目の休職・復職

 うつ病は治っていなかったこと、再び仕事に穴をあけてしまったことに落胆しながら、松田は2度目の休職に入ります。今回は悪い意味で休職に対し小慣れてしまい、真剣に治療をすすめなかったため、失敗例としてご参照ください。不愉快に感じさせてしまうことをお詫びするとともに、多くのメンタルヘルス患者は真剣に治療と向き合っていることをご理解ください。松田は2度目の休職では学ぶべきことを学ばず、復職後もまた1年ももたず再々休職することになります。

【症状と過ごし方】

 2度目の休職にあたり、松田は「前回と同じ治し方をする」と決めました。なお、前回のブログで記載した通り、今回は一人暮らしでの休職開始となりました。

●病初期

 1度目の休職時ほど限界ではありませんでしたが、またしばらくは落ち着くまで一日中布団で過ごしました。頭痛や動悸はあまりありませんでしたが、気分の波による大きな落ち込みで、抑うつ感に苦しみました。また、何もやる気がおこらない意欲減退、同僚への申し訳なさ、はやく治したいという焦りがありました。 早朝覚醒はなくなり、食事と服薬以外はひたすら寝ていました。

●回復期

 抑うつ感が和らいできてからは、気を紛らわせるためゲームをしました。さらに少し意欲が出てからは、また前回と同じような活動を始めました。散歩、ポケモンGO、友人と会う、習い事、遠出(家族に会いに義実家に複数回行きました)など。ただ前回と異なり、一人暮らしで家族の目がないため、自制心が緩み休養とはとても呼べない生活でした。友人と会えば朝まで飲む、ゲームや動画サイトに明け方までのめりこんで日中に眠るなど、ふしだらな生活でした。

●復職失敗

 第2子も無事に産まれ心配事はなくなり、また症状もおさまってきたので、前回と同じく約3ヶ月を目処に復職を申し出ました。しかし、今回も生活記録を提出したのですが、昼夜逆転しているため産業医から一発で却下されました。当たり前です。産業医も代わっており、また2度目ということもあり慎重にいくことになり、「通勤訓練」を課されました。朝、出勤と同じ時間に電車に乗り実際に会社まで行けるかどうか試し、また日中フルタイムで働く体力と集中力を維持するため、図書館で読書や勉強をして過ごすというものです。昼夜逆転はある意味自分の意志でやっていたことですので2、3日で修正できましたし、電車での移動や図書館で過ごすことは問題なく行えました。しかし、復職が現実的になったことで段々と不安を感じるようになり、頭痛や動悸が再発しました。そして復職可否を決める面談の当日に様々な症状が大きくなり、面談に行けないことを電話で伝えました。それにより、通勤訓練が1ヶ月延長されました。

●再チャレンジ、なかば強引に復職

 面談キャンセルの日をピークに、症状は段々と和らいでいきました。しかし、頭痛と動悸は完全に消えることはなく、活動に支障がない程度まで小さくなればまあいい方でした。また、このころから悪夢をともなう早朝覚醒と中途覚醒が起こるようになりました。そういった症状はあるものの、ある程度落ち着いた状態が続き、1ヶ月間通勤訓練をできたことで、復職が決定し働きながら寛解を目指すことになりました。

 

●いまにして思うこと

 まず、「前回と同じ治し方をする」という方針について。方針自体は間違っていたとは思いませんが、実行できていませんでした。明らかに遊びすぎたと反省しています。また、なぜ再発したのか?をもっと深く考え、気分の波などのメカニズムを学ぶべきでした。

 そして生活リズムを乱すほど遊びすぎたことについて。楽しいことをやりだすと加減がきかなくなったのですが、これは気分の波が良い方に大きくなりつつあるとき、それに乗じて助長してしまっていたのだと思います。高揚感、ともすれば万能感まで覚え、その状態を維持できれば抑うつ状態になることはない、と勘違いしていました。休養の前提となる「疲れすぎない」ということを厳守できておらず、結果、高揚した分落ち込むのは当然です。まだ気分の波を客観的に把握できておらず、コントロールできていないがためでした。これらのことはうまく主治医に伝えておらず、もしかしたら軽躁かもしれないので、改めて診断してもらおうと思っています。

 また、復職の時期についてですが、今回も検討の余地があります。症状とは関係なく、前回の休職よりも長く休んでいること、それにより有給を使い切り、給与・賞与に影響が出ていること、遊びすぎたことを反省してなるべく早く復職したかったこと、妻は出産という大仕事を終え子どもと一緒に帰ってきてくれたのに、自分はまだ働いておらず負い目を感じたことなど、焦る気持でいっぱいでした。働きながら寛解を目指すのは会社も相当配慮してくれてのことですし間違った方針ではないと思いますが、もう少ししっかりと治療を続けるか、少なくとも、気分の波のコントロールをきちんと学んでから復職するべきだったと思います。

 

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