「うつ病で休職」は恐くない!

松田鬱男の休職・社会復帰ブログです。

「うつ病で休職」は恐くない! 当面の生活費

※2020/04/26改稿

 これまで10回以上にわたり、松田の病状を記載してきました。「3度も休職している」「しかし絶望していない」状況を知っていただきたく、自分語りを長々と続けてきました。お読みくださった方、お付き合いいただきありがとうございました。

 今回は、松田が訴える「うつ病で休職」は恐くない!の理由のひとつとして、休職中の生活費をどうしていたのか、また、今後どうするのかを記載します。

 ※これまでのブログでご賢察の方も多いかと思いますが、松田は大変恵まれています。メンタルヘルスに対して会社が寛容、相性のいい医師に受診している、そして何より妻の理解・協力を得られていることが、松田の考えを支える柱となっています。人それぞれ状況が異なることは承知しておりますし、理不尽や違法がまかり通っている世の中であることもサラリーマン人生で学んでいます。「松田は環境が良すぎる」「考えが甘すぎる」と憤る方も多数いらっしゃることも覚悟のうえで、「うつ病で休職」のための一手段として下記をご紹介させていただきます。

 

「うつ病で休職」は恐くない! 当面の生活費

●年次有給休暇

 1度目の休職時、松田は有給を年間20日取得していました。前年からの繰越分とあわせて40日、土日も働いていた有様でしたのでフルに残っていました。連続で休むには特別な申請が必要など会社ごとに就業規則があるかもしれませんが、この40日の有給はサラリーマンの権利として自由に使うことができます。会社側にも時季変更権という権利がありますが、医師の診断書に休養を要すると記載されていれば、その効力は絶対です。逆に会社側が休養を認めない場合は、他の医師の「休養は不要」という診断書でしか対抗できません。さらに、松田の会社では時効消滅した(2年以内に取得しなかった)有給を20日保持でき、傷病での休職時に使用できます。有給とあわせて60日。休日を除けば、およそ3ヶ月。1度目の休職時、松田は3ヶ月間給料をもらっていたのです。3ヶ月で復職できるかどうかはともかく、けっこうゆとりがあると思いませんか?

●傷病欠勤

 これも福利厚生として就業規則で定められているかもしれませんので、よくご確認ください。松田の会社では半年間、傷病欠勤に対して基本給が支払われます。2度目の休職時も、松田は基本給相当をもらっていたのです。ただし、各種手当やボーナスはカットされました。

●傷病手当金

 上記の2点は会社から支給されますが、その期間も過ぎていよいよ無給になってしまうと、今度は健保組合に「傷病手当金」の申請ができます。金額は大体基本給の6割くらい、最大で1年半受給できます。松田は現在の休職により、来月から受給予定です。

 

 上記は松田の例ですが、会社によっては基本給を保障したり、労働組合から手当が支給されることもあります。松田は3年間休職を繰り返していますが、いまのところ貯金を取り崩すことなく生活できています。それどころか、つい先日クレジットカードの与信枠が勝手に増額されました。社会的信用が大きくなっているのです。

 働いていないのにお金をもらうなんて申し訳ない…、自分は給料泥棒だ…、と自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、その自己否定自体が認知の歪みであり、うつ病の症状です。会社には労働者への安全配慮義務がありますので、そもそもうつ病になるほど働かせた場合は会社にも問題はあるのです。会社とは労使契約を結んだうえで働いていますので、契約上の権利を行使することに悪びれることはありません(ただし、こんな安月給でコキ使いやがって!と怒りを感じていても、それも契約上のことですのである程度しかたないと思います)また、傷病手当金はこれまで給料天引でコツコツと納めてきた保険料から支払われます。加入している保険がおりることに対しても、悪びれることはありません。

  しかし、有給の取得を認めない、就業規則の通り休めない、というブラック企業の場合は、残念ながら労働紛争となりえます。メンタルヘルスを抱えたうえにそんな面倒なことできない、と退職し泣き寝入りしてしまう方も多いと聞きますが、取り戻せる金額は少なくありません。労基署などに相談するか、その旨をにおわせてでも再申請し、会社の意向を変える意味はあると思います。

 

 最後に、松田は上記のような休職制度や社会保険の濫用をすすめるわけではないことを断言します。休職制度・社会保険・また健康保険は、サラリーマンが真面目に働くことによって原資が積み立てられています。必要な人が十分に使えるよう、正しいモラルは大前提です。

 

↓↓ 「うつ病で休職」の不安を払拭まとめはこちら ↓↓