「うつ病で休職」は恐くない!

松田鬱男の休職・社会復帰ブログです。

「がんばれ」は使いよう うつ病と意志発動性低下

※このブログ全般に関してですが、松田の経験と独学による個人的な見解です。今回は特にうつ病のとらえ方について記載していますので、明らかな誤りがありネット上に掲載すべきでないと判断される場合は忌憚なくご指導ください。

 

 うつ病患者に「がんばれ」は禁句。世間でも浸透しつつあり、当事者には常識すぎる常識だと思います。

 しかし、この「がんばれ」も、時期によっては使いどころがあります。気分の波で示すと右上の赤丸部分あたりです。微妙ですが、感覚としては「やらなければならないのにできない」から「やりたい」に気持ちが変わるころでしょうか。

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 キーワードになるのが「意志発動性低下」という症状です。これは、エネルギーはあるのに、自分で何をしたらよいのか考えられず、人から指示されないと行動できない状態です。逆に言うと、指示や管理をされると意外と素直に活動することができます。意欲は向上しているものの、動きだすきっかけが不足しているのです。

 例えば、夏休み最終日の宿題や、試験前の一夜漬けの経験は多くの方があると思います。さっさと片付けてしまいたいのに、直前になるまでなんとなくサボってしまう。そしていざとなったら慌てて手を付け、そうすると意外と捗ったことはないでしょうか(そして、もっと早く始めていればよかった、と後悔しますよね)。

 意志発動性低下状態にあるうつ病患者は、まさにこの状況です。エネルギーはありますので、この時期には「がんばれ」というひと押しが有効に、励ましになります。そして、実際に行動にうつし、本人が「がんばれた」という体験を重ねていくことで、自己肯定感を高めていくことができます。

 いまの松田もしかりです。家にいても何もする気がおきず手持無沙汰にしていますが、リワークとなるとはりきって家を出発し、プログラムにも本気で取り組めています。「リワークがんばれよ!」「ブログがんばれよ!」と応援いただけますと幸いです。

 

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